谷川岳中止 FREE TREK
2002年2月8日(木)〜10日(土)
小倉(記録)・CL成田(チーム84)
会員のみなさん アニョマセヨ
冬型の気圧配置が強まるなか、3連休はいかがお過ごしでしたでしょうか?小生は次のとおり残念な結果でした。
《谷川岳一の倉尾根・中止》
2/8(金)あやめ池を14時30分に出発しJR水上駅に23時50分着で成田さんと合流、600kmの旅は疲れます。土合駅前で駐車のつもりでしたが約2mの積雪で人間の幅くらいしか除雪してなくて進入不可でした。仕方ないので近くのドライブインに駐車。満天の星空でギラギラ輝く星々が寒波の接近を知らせていました。
2/9(土)5時起床。急に車が雪に覆われてあたり一面、真っ白。一路、登山指導センターへ、ロープウエイの乗り場まで除雪してありました。登山指導センターは開いており玄関前の水場もしっかり流れていました。登山届箱が玄関前に有ったので中身を拝見させていただくと、本日から、滝沢リッジに3人P、南稜に2人P、中央カンテに単独、の計画書がありました。彼らは突っ込んで行ったのでしようか?周辺の様子を観察すると、このところの暖かさでガチガチになった雪面に新雪が5cm。この後も冬型が強まり降雪も激しくなる予報。表層雪崩の可能性大。一ノ倉尾根もルンゼ登攀があり運良く山頂へ抜けたとしてもラッセルに相当な覚悟と日数を要することは確実です。とりあえず一ノ倉沢出合いまで行き偵察することも考えたが、道中の急斜面で雪崩の心配もあって、さっさと中止しました。天候には勝てません、でももう3日ほど早く入山していたら、行けたかもしれない。
《FREE TREK〔99cmのシヨートスキー・プラブーツで履ける・以後FTと略〕》
こんなこともあろうかと、2人ともFTを持参しており近場のスキー場へ行くことに。酒屋でビールを購入すると酒屋親父から思いもかけずスキー場の割引券をもらい、お勧めの宝樹台スキー場(水上)へ。7時着。通常一日リフト券4000円が割引券使用で3800円(+食事券800円込み)。リフト乗車中、一ノ倉方面をじっくり眺めると黒い雪雲がたちこめ、厳しそうだ。ゲレンデもだんだんと混み始め食堂は長蛇の列で、席確保にも難儀しスキーよりも人疲れがして、せわしない。流石にガスを持ち込みラーメンを作るわけもいかず、隅のほうでカレーと持ち込みビールを飲んで大休止。午後、少々酔って、足のふんばりがきかずこけまくり、これ以上滑っても無理と判断し15時30分終了。スキー場でゲットした温泉割引券を握りしめ、対象の高級ホテルへ行ったが、宿泊客で混んでおり、どこも日帰り入浴客はお断りとのこと。他温泉も混んでおり、何か面倒臭くなって、温泉に入らず解散。
FTで滑るのは今シーズン2回目です。何の整備もされていない山で使いこなすには、まだまだへたくそで心配。とりあえず深雪クライミングエリアのアプローチ用として利用出来るようにしたいもの。
家に帰ったら、JCCの2人Pによって、一ノ倉沢烏帽子奥壁大氷柱が第2登されたとメールが入っていた。それが、なんと2/9・10でなされたそうです。あの冬型の天気で、すごい人達がいるものです。
谷川岳への山行のとき思うのですが、日山協加盟の山岳会員は登山計画書を当日提出すればいいのに比べて、労山加盟の山岳会員は、前もって群馬県警に計画書を送って許可をもらい、その計画書を持って入山しなければならない。この不条理、なんとかならないものですかね。なお、剣岳では日山協のこの特権はありません。
(小倉)
